今回は、ドラマ「愛の、がっこう。」第3話をレビューしていきます!
ネタバレを含みますので、未視聴の方は注意してください。
『愛の、がっこう。』第3話の感想・考察
“正しい道”を選んだ夏希に対し、寂しい気持ちに
夏希はカヲルについて「しょせんホストとは住む世界が違う」「まともな将来は見込めない」と線を引いた様子。
「勉強していい大学に入って、ハイスペックな彼氏を作って、楽しい学生生活を送ります。」と、これ以上ない”正しい道”を夏希は歩み始めました。
なんだか物分かりの良いことを言う夏希に、少し寂しい気持ちになりました。
夏希の目指す”正しい道”をそもそも選べなかったカヲルを「まともな将来は見込めない」と片付けられてしまうのは切ないです。
でも夏希はもうカヲルと距離を置いたんだから、しっかり自分の道を歩んで欲しいですね!
一方、カヲルのことを知れば知るほど線引きできなくなっているような愛実。こちらは間違った道を突き進んでいるのでしょうか。
なぜか憎めなくなってきた川原
中島歩さん演じる川原に、だんだんハマってきてしまいました。
川原は銀行マンとしてしっかりやっている人なのでしょうが、洗練されていない部分が随所に散りばめられていて、「まあ、この人”で”いいか」と思わせる人物像を見事に表現していますよね。
外食中に口の端にソースをつけたまま話し続けられるのは、我慢できなくないけどちょっと嫌…。
中島歩さん本人はすごくシュッとした見た目なのに、川原になるとちょっと気持ち悪く思えてくるのが凄いです。
愛実はシャーペンをプレゼントしたが…
副担任の佐倉のレクチャーに従い、愛実はカヲルのために消せる筆記用具を買いに。
愛実がカヲルに贈ったシャーペンはこちらです!

ゼブラの「デルガード タイプLx レッドP-MA86-R 芯径0.5mm」。こちらは楽天やAmazonでも購入可能!
カヲルのスーツと同じ綺麗な赤色が素敵ですね。

カヲルとお揃いのシャーペンで美文字の練習しようかな、モチベも続きそう!
このプレゼントにカヲルは大喜び。
しかしおかしな方向に会話が進み、「お店に来て欲しい」と言い始め、しまいには「時のお稽古なんてやってられるか」と言い放ち、愛実を怒らせました。
その後、同僚ホストに愛実を落とす方法を話しながら、もらったシャーペンで文字を書くカヲル。
何が本心なの?本当に愛実を太客にしたいだけなの?とそわそわするシーンでした。
不穏な空気が漂う両家顔合わせ
愛実の家に川原と川原の両親が来て、両家顔合わせの食事会が開催されました。
就活面接のような父・誠治と川原のやり取りにはちょっと笑ってしまいましたが、目の前でこんな会話を繰り広げられたら私は食事が喉を通りません。
しかも相変わらず誠治は愛実の母・早苗にモラハラをしています。すぐさまキッチンへ避難し、ハーブの匂いを嗅ぎ、葉っぱをポットの中に突っ込む早苗。

怖いって…!
早苗は今すぐにでも誠治から離れた方が良いと思うのですが、色々と考えられる状態ではないのかもしれません。モラハラは支配です。
会がお開きになり「無事終わった!」と喜ぶ川原。こちらはもはや図太すぎてすごいですよね。頑張れ川原!という気持ちになりました。
カヲルの思い通りに動いてしまう素直な愛実
カヲルからの宿題を見た愛実はまんまとホストクラブに足を運び、まんまとシャンパンを注文します。
ここの会話の流れが本当にお見事で、どんなに財布の紐が硬い人でも「今日は遊んじゃおうかな」という気持ちにさせるんだろうな〜〜と怯えてしまいました。

本当にカヲルは計算高い!
手強すぎる明菜様
明菜が来店し、300万円のシャンパンをオーダー&カヲルのナンバーワンを約束すると宣言。お礼に盛り上げようとするカヲルを、明菜は煽り続けます。
「おバカは誠意で勝負しなきゃ」という明菜の言葉で辛い過去を思い出し、表情が揺れるカヲル。
明菜を喜ばせようと必死に笑顔を振り撒く姿は見ていて胸が痛くなりました。

このシーン今までで一番辛かったかも。。
これまでの人生で何度も馬鹿にされては笑顔を振り撒いてなんとかやってきたのかも…と想像させるラウールさんの演技が光るシーンでした。
「カヲルさんは馬鹿じゃありません」のセリフに涙
「カヲルさんは馬鹿じゃありません」←愛実、よくぞ言ってくれました。
ここのカヲルの顔は、素の「鷹森大雅」が出てるかのように思えますよね。
「どんな遊び方にも応える」と表情を崩さずに話す松浦は、カヲルのような人の行き着く先の姿なのかも。
作品情報
まとめ
『愛の、がっこう。』第3話の感想・考察をまとめました。
ラストのカヲルと愛実のハグの続きが大変気になります!来週の放送も楽しみです。