「片付けなきゃ」と思いながらも、毎日の忙しさに追われて気づけば部屋が散らかっている…
そんな自分に、「私はダメだ」と落ち込んでしまう女性は少なくありません。
でも、片付けられないのは“性格”や“根性の問題”ではなく、原因と仕組みの問題です。
この記事では、片付けられない女性に共通する特徴や原因、誰でも今日から実践できる片付けのコツをご紹介します!
片付けられない女性に多い5つの特徴
片付けられない女性には、いくつかの特徴があります。
当てはまるものはありましたか?それでは詳しくチェックしていきましょう。
1.「とりあえず置き」がクセになっている
片付けが苦手な人に多いのが、“とりあえずここに置く”という習慣です。
本来は一時置きのつもりが、気づけばそのままになりがち。
いつの間にか、テーブルや棚・床の上が「なんとなく置かれたものでいっぱい」になってしまいます。
2.仕事や育児で疲れ切っている
毎日忙しく働いたり、育児や家事に追われていたりすると、片付けをする気力が残っていないのは当然です。
「今は片付けどころじゃない」と、後回しになっていくうちに、どんどん部屋が散らかっていきます。
時間と体力の不足は、片付けの大きな障害になります。
3.完璧主義で始められない
「やるなら完璧にしたい」「中途半端な片付けは意味がない」と思うあまり、逆に最初の一歩が踏み出せなくなるケースも多いです。
SNSや雑誌で見る理想の部屋をゴールにしてしまい、自分との差に疲れてしまう人もいるでしょう。
4.「苦手意識」が強い
「私は昔から片付けができない人間」と思い込んでいませんか?
苦手意識があると、やってもうまくいかないと決めつけ、行動が止まってしまいます。
5.物に対する執着が強い
物に対して、「高かったから」「思い出があるから」「いつか使うかも…」と捨てるのをためらってしまうことがありませんか?
物に対する執着心が強い人も片付けが苦手な傾向があります。
手放せない物が増えるほど収納は圧迫され、片付けのハードルも上がります。
<忙しい女性必見>片付けられない原因と対策
片付けられないのは性格や能力のせいではなく、仕組みがうまくいっていないから。
片付けられない原因と対策を知れば、きっと片付けが得意になるはずです。
それでは詳しく見ていきましょう。
原因1:物が多すぎる
家の中のモノが増えすぎると、どれだけ収納してもすぐ散らかってしまいます。
「いつか使うかも」「まだ使えるし」と取っておいた物が場所を占領していませんか?
まずは“今使っていない物”を見直すことが第一歩です。
1日1種類だけでも、「これいらないかも」と思える物を見つけてみましょう。
原因2:収納スペースが足りない・使いにくい
収納の数が少なかったり、奥行きがありすぎて使いづらかったりすると、戻す習慣が身につきません。
また、よく使う場所から遠いと、それだけで面倒になってしまいます。
収納は“動線に合わせて配置する”ことがポイントです。
使う場所の近くに、サッと戻せる収納を用意してみましょう。
原因3:何から始めればいいのかわからない
「片付けたいけど、何から手をつければいいかわからない」という人も多くいます。
いきなり全体をやろうとせず、小さな引き出しやバッグの中など“狭い範囲”から始めましょう。
まずは「使っていない・壊れている・期限切れ」の3つで判断するとスムーズです。
わかりやすいルールを自分に課すことで、思考が整理されます。
原因4:時間・気力が足りない
育児、仕事、家事…やることが多すぎて、1日の終わりにはクタクタ。
片付けに時間も体力も取れないのは当然です。
だからこそ「15分だけ」「1カ所だけ」など、ハードルを下げることが効果的です。
気合いではなく、“仕組み”で無理なく継続できる方法を取り入れましょう。
原因5:家族が協力してくれない
自分が頑張って片付けても、家族がすぐに散らかすとモチベーションが下がります。
特に子どもが小さいと、散らかるのが当たり前に感じてしまうことも。
「自分だけが頑張ってる」と感じたら、ルール作りや分担の見直しをしてみましょう。
家族で「片付けやすい仕組み」を共有することがカギです。
忙しくて片付けられない人でも簡単!片付けのコツ5選
「忙しくて片付けする時間がない」という人は、収納の仕組みを工夫したり、毎日の習慣に片付けの要素を取り入れたりするのがおすすめです。
それでは詳しくチェックしていきましょう。
1.15分だけタイマーを使って片付ける
タイマーで時間を区切ることで、「ダラダラ片付ける」から卒業できます。
短時間なら集中もしやすく、作業を開始しやすいのがポイントです。
毎日続ければ、少しずつ確実に部屋が整っていきます。
タイマーはスマホでもOKですが、スマホでタイマーを起動するまでに別のアプリを開いてしまうこともあるので、キッチンタイマーを使うのがおすすめ。
2.モノの“住所”を決める
「使ったものを戻す」ができない原因の多くは、“戻す場所が決まっていない”から。
すべてのモノに“定位置”を決めることで、迷いなく元に戻せるようになります。
ラベルを貼ったり、仕切りをつけたりするとさらに効果的です。
家族と共有しておくと、みんなが片付けやすくなりますよ。
自分だけで頑張ろうとせず、家族みんなで片付けしやすい部屋を目指しましょう。
3.捨てやすいモノから手をつける
物を捨てる際は、判断しやすい物から始めましょう。
「捨てる」に慣れることで、片付けの勢いがつきやすくなります。
一気に捨てなくてもOK。毎日1つ「手放す習慣」を意識するだけでも効果的です。
大事なのは“完璧”より“継続”です。
4.“ついで片付け”を活用する
何かのついでに片付けをするのは、忙しい人にこそおすすめの方法です。
洗面台で歯を磨きながら鏡を拭く、料理の待ち時間に冷蔵庫を整理するなど、日常の動作に「ちょっとした片付け」を組み込むのがポイント。
時間を作るのではなく、“時間の中に組み込む”意識で取り入れましょう。
5.自分でやらない選択もアリ!
どうしても片付けられない、気力が出ないという方は、家事代行サービスを利用するという選択もあります。
“最初の一歩”をプロに任せて整えてもらえば、その後の維持もずっと楽になります。
自分を責めるより、環境を変えることを優先してみてくださいね。
家事代行サービスCaSyの整理収納のスペシャリストによる片付け・収納のサポートがおすすめ!
片付けられない方は、まずはプロに相談してみましょう。CaSyの整理収納は、何を処分するかを相談しながら進められるので、大切なモノを捨てられたくない人でも安心です。

「片付けられない」悩みは「仕組み」で解決できる!
片付けられないのは、あなたがズボラだからでも、ダメだからでもありません。
自分に合ったやり方や仕組みが見つかっていないだけ。
原因を知り、小さな工夫を積み重ねれば、誰でも片付け上手になれます。
そして、無理に全部自分で抱えず、ときにはプロに任せる勇気も大切です。
「片付いた部屋」と「気持ちの余裕」は、あなたの毎日をもっと心地よくしてくれるはずですよ。
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