「片付けなきゃ」と思いながらも、気づけばモノがあふれて足の踏み場もない…。そんな悩みを抱える女子は少なくありません。
特に、可愛い雑貨や好きなアイテムを集めるのが楽しい一方で、うまく整理できずにごちゃごちゃになってしまうこともありますよね。
本記事では、そんな“片付け迷子”になってしまった女性のために、可愛い部屋を保ちながら効率よく整理できる5つのコツを紹介します。
今の自分に合った片付け術を見つけて、快適でときめく空間を手に入れましょう。
まずは“片付けられない原因”を知ることから始めよう
部屋が片付かないのは、性格の問題ではありません。
モノが多すぎたり、収納場所が定まっていなかったりと、環境や仕組みがうまく機能していないことが多いのです。
さらに「あとでやろう」という気持ちが積み重なることで、どんどんハードルが上がっていきます。
片付けがうまくいかない原因を知ることは、自分を責めるのではなく改善の第一歩。
いまの暮らしやモノの持ち方を見直すきっかけにしましょう。

片付けのスタートは、まず「気づくこと」から!
どこから手をつける?片付け初心者におすすめのスタート地点
テーブルの上の書類やバッグ・ポーチの中身など、小さな場所から始めるのがおすすめです。
片付けは「全部やらなきゃ」と思うと、億劫になるもの。
だからこそ、まずは目につく場所や、短時間で終わるところから始めましょう。
テーブルの上にある書類や、床に置いたままのバッグなど、目に見える「小さな乱れ」を整えるだけでも、スッキリ感が生まれます。
また、バッグの中やポーチなど、自分の持ち物の整理も気分転換になりますよ。
達成感が得られると、自信とやる気につながります。最初は小さな成功体験を重ねるのがコツです。
「可愛いから捨てられない」を整理する3つの考え方
可愛い置き物や造花、ポスターやぬいぐるみなど、可愛い雑貨を集めていませんか?
こういった可愛い物が多すぎることも、片付けができない原因かもしれません。
とはいえ、可愛い物を捨てるのは難しいですよね。
そこで、この章では「可愛いから捨てられない」の考え方を変えるヒントを紹介します。
「ときめくかどうか」で判断する習慣をつける
部屋にたくさんの雑貨・装飾品を置いている女性も多いでしょう。
それらのアイテムが、今の自分の気持ちを本当に上げてくれているかどうかに注目してみてください。
「ときめく」ものだけを選んで残すことで、部屋の雰囲気がぐっと洗練されます。
飾っているのに気にならなくなっているものは、実は“役目を終えた”サインかもしれません。
「使っていない=不要」のサインを見逃さない
箱にしまい込んだままのものや、存在を忘れていたアイテムは、手放しても問題ないことが多いです。
可愛いけれど使っていない、というモノを溜め込んでしまうと、かえって空間の魅力が下がってしまいます。
今の自分に必要かどうかで見極めましょう。
“保留ボックス”で後悔のない整理を
手放すか迷ったら、一時的に「保留ボックス」に入れておくのも良い方法です。
一定期間(たとえば1ヶ月)使わなかったら、潔く処分するルールを設けましょう。
気持ちの整理にもなり、後悔のない選択ができるようになります。
片付け苦手な人が収納グッズを買う前に注意したいこと
片付けが苦手な人がやりがちな間違いが、「まず収納用具を買ってきてから片付け始める」こと。
収納グッズを買う前にいくつか注意してほしいことがありますので、チェックしていきましょう!
「モノの量と種類」を把握するのが先!
収納グッズを買う前に、まずは手持ちのモノを全て把握しましょう。
量がわからないまま収納グッズを買ってしまうと、サイズが合わなかったり、逆にモノが増えたりする原因になりがちです。
先に“整理”を済ませることで、本当に必要な収納グッズが明確になります。

元々持っている収納グッズで足りることもありますよ!無駄な出費をしないようにしましょう。
収納は“出しやすさ”が命
収納は「しまいやすさ」よりも「出しやすさ」を重視するのがコツです。
取り出すのに手間がかかると、使うのが面倒になり、片付けが後回しになってしまいます。
自分の行動パターンに合った収納方法を考えましょう。
見た目に惑わされない!“買って後悔”を防ぐチェックポイント
可愛いだけで選ぶと、実用性に欠けて後悔することもあります。
買う前には「どこに置くか」「中に何を入れるか」「取り出しやすいか」をしっかりシミュレーションしましょう。
おしゃれと実用性、どちらも叶える収納が理想です。
「探し物が多い」をゼロにする仕組み化のコツ
部屋の中でいつも探し物をしていませんか?
実は、人は一生のうちに50日間以上もの時間を探し物に費やすという研究結果もあります。
探し物が多い人向けに、探し物の時間をゼロにする仕組みかのコツをご紹介します。
モノに“住所”を与えることで迷わない収納に
すべてのモノに「ここに置く」という定位置を決めることが、探し物ゼロへの第一歩です。
毎回場所が違うと、自分でも混乱しやすくなります。
「使ったら戻す」を習慣にすることで、部屋全体の整頓も自然とキープできます。
ラベリングで誰でも分かる収納に
ラベルやタグをつけることで、自分以外の人にも分かりやすい収納になります。
特に同じようなケースが並ぶ場所には効果的です。
可愛いデザインのラベルにするだけでも、片付けが楽しく感じられますよ。
「使う場所の近くに収納」が基本ルール
使う場所から遠いと、つい出しっぱなしになりがちです。
たとえば、メイク道具は鏡の近く、文房具はデスクの引き出しへ。
行動動線に合った収納を心がけると、片付けやすさが格段にアップします。
綺麗な部屋をキープするために意識したい3つの習慣
1日5分の“リセットタイム”を取り入れる
1日の終わりに、たった5分だけ片付けの時間を取る習慣をつけましょう。
軽く整えるだけでも、翌朝の気持ちよさが変わります。
短時間でできるからこそ、継続しやすいのがポイントです。
「出したら戻す」を習慣化する
使ったモノはその場で元に戻す、たったこれだけで部屋は散らかりにくくなります。
シンプルですが、これが一番効果的な習慣です。
最初は意識して行い、やがて無意識でできるようにしていきましょう。
週1回の“見直しタイム”でリバウンド防止
週に一度、引き出しや収納の中身を見直す「メンテナンスタイム」を設けるのも効果的です。
不要なモノをその都度手放すことで、物が増えすぎるのを防げます。
定期的なリセットが、部屋を美しく保つ鍵になります。
自分に合った片付け方で、理想の“ときめき空間”を手に入れよう
部屋を片付けるというのは、単にモノを減らすことではなく、自分の価値観や暮らし方を見つめ直すプロセスでもあります。
「可愛いから捨てられない」「何から手をつけていいかわからない」と悩んでいたとしても、コツさえつかめばきっとあなたらしい心地よい空間を作ることができます。
最初から完璧を目指さず、できるところから少しずつ始めるのがポイントです。
毎日を過ごす部屋だからこそ、自分にとって気分が上がる場所にしていきましょう。
片付けは、あなた自身の暮らしと心を整える第一歩です。
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