「きれいな部屋で過ごしたいのに、いつまで経っても片付けができない!」
以前の私は、まさにこんな状態でした。
雑誌やSNSでミニマリストの暮らしに憧れつつも、「どうせ私には無理」とあきらめる毎日。実際、何度か「今日は片付けよう!」と意気込んでも、すぐに挫折していました。
でもあるとき、「とにかく、明らかにいらないものだけでも捨ててみよう」と思い立ち、手を動かし始めたのです。
それが、私の暮らしを変える第一歩になりました。
この記事では、私が実際に部屋をきれいにした時にやったことや感じたことをご紹介!「部屋をきれいにしたいといつも思っているけど何もできていない」という人にぜひ読んでいただきたいです。
私が目指した”片付いている部屋”とは
私の部屋はいわゆる”汚部屋”というにはレベルが低めの”ごちゃごちゃしていつも片付いていない部屋”。
普通に生活できるレベルではあったのですが、どうにも快適ではない…そんな部屋でずっと暮らしていました。
インスタグラムやYouTubeですっきりした部屋を目にするたびに、

私もこんなきれいな部屋で暮らしてみたいなあ
という気持ちが強くなり、4年前くらいに本格的に片付けに取り組み始めました。
私がずっと憧れていたのは、こちらのmamiさんのお部屋です。
すごくすっきりしていて、少し生活感がある感じが理想的。
「こんなお部屋で暮らしてみたい!」と思い、片付けを開始しました。
片付けられない私が実際にやったこと6つ紹介!
それでは、私が実際にやったことをひとつずつご紹介していきます!
①まずは”明らかなゴミ”を捨てた

最初にやったのは、「これはもう完全にゴミだよね」というものを捨てること。
使い終わった電池、壊れた家電、賞味期限切れの食品、紙袋、使いきれていない化粧品サンプルなどなど
『完全にゴミだとわかっているけど、捨てるのが面倒で捨てていない』というジャンルのものが大量にあったんです。
かなり面倒臭かったのですが、それらのものを徹底的に捨てました。
この段階では、「これはまだ使えるかも…」「もったいないかも…」と思うものには手をつけず、パッと見て「ゴミだ!」と思えたものだけどんどん捨てていきました。
②ちょっとした雑貨(インテリア)を見直した

私の部屋には、
季節の飾り物、ぬいぐるみ、ドライフラワー、フェイクグリーン、オシャレな写真たて
などの雑貨が大量にありました。
テレビ台や玄関に飾って見るたびに気分が上がることもあったのですが、いつしか埃が溜まっても気が付かないような状態に。
これらの雑貨について断捨離基準として考えたのは、私の理想の部屋に置いてあってもOKなものかどうか。
すると、ほとんどの雑貨は理想の部屋にはふさわしくないことに気が付いたのです。
買った当時の私には合っていたけど、これからの自分には必要ないことがわかったので、こちらもどんどん手放していきました。
「可愛くて捨てられない!」と困っている人は、こちらの記事もあわせてチェックして!
③服の断捨離を決行

次に取り掛かったのが、服の断捨離です。
服がクローゼットに入りきらず、溢れかえっている状態なのがずっと気になっていたのです。
一度全ての服を一箇所に集めて、「よく着る服・あまり着ない服・着ていない服」に分けて手放すものを決めていきました。
服の断捨離についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

毎日のようにユニクロの回収ボックスへ服を持って行った日々を思い出します涙
本当に大変だった…
④スカスカになった収納道具を手放した

不要な物を減らしていくと、収納グッズ自体がいらなくなっていきました。
まず減らせたのは衣装ケース。中がスカスカになったタイミングで処分することに決めました。
部屋にあった「巨大な箱」が減ると、それだけで空間がぐんと広く感じられるようになりました。

大きなものを減らしたら空間がグッと広く感じられて、モチベもUP!
不要になった物は、状態の悪いものは粗大ゴミへ、まだまだ使えそうなものはジモティーに出品してお譲りしていました。
ジモティーには、
近所まで引き取りに来ていただける方限定で、0円でお譲りします!
という感じで出品。収納用品の購入費を取り戻したい気持ちもありましたが、”とにかく楽に早く片付けたい!”と思って半分泣きながら出品しました。
この条件で出品したところ、数時間で引き取り手が見つかり、お取引相手が近所まで来てくれるので、送料やら梱包やらの心配がなくて楽ちんでした。
手放すまでが非常にスムーズで、ストレスもなくてよかったです。状態が良い収納道具の処分にはぜひジモティーを利用してみてください。
⑤1つ2役の物に買い替えた

ここまでくると、かなり部屋がすっきりしてきました。

でも、もう少し物の量を減らせる気がする…
理想のお部屋にもっと近付くためには、もう一段階物を減らす必要がありました。
ミニマリストさんのYouTubeを見まくっていたところ、“1つの物で2つの役割がある物に買い替えるのがおすすめ”ということを知りました。
この手段を知ったことで、さらに物の量を減らすことができました。実際に私が買い替えたものを少しご紹介します!
収納×ちょっとした脚立
上に乗っても壊れない収納ボックスを買って、100均の収納ボックスと脚立を処分
無印良品の収納ケースは、耐荷重が100kgなので上に乗っても大丈夫。ちょっとした脚立としても利用できるのがポイントです。
こちらを購入したことで、不織布の収納ボックスと小さい脚立を手放すことができました。
消臭×トイレットペーパー
消臭効果付きのトイレットペーパーを買って、消臭剤を処分
こちらのトイレットペーパーに切り替えたことで、消臭剤の期限を機にする必要がなくなり、消臭剤を退かして掃除する手間もなくなって、プチストレスがなくなりました。
インテリア×防災
太陽光充電できるオシャレな照明を買って、不要なインテリアを処分
こちらは、理想の部屋に絶対置きたいと思っていた太陽光充電できる照明器具「ソネングラス」。
インテリアと防災の面で一石二鳥のアイテムです。
日傘×雨傘
軽い晴雨兼用傘を買って、大きな雨傘となんとなく気に入っていなかった日傘を処分
元々日傘と雨傘の両方を持っていて、家に忘れた場合はコンビニでビニール傘を買って、どんどん増える…という悪循環がありました。
こちらのモンベルの折り畳み傘は、超軽量なので毎日カバンに忍ばせても気になりません。しかも晴雨兼用で一石二鳥!
⑥物のダウンサイジングを行った

物の「数」だけでなく、「サイズ」を見直したのも大きな変化でした。
たとえば、毎日使うバスタオル。洗濯や収納が面倒だなと思っていたのですが、思い切ってフェイスタオルサイズに切り替えました。
使い心地に不便はなく、むしろ干すのもラク。収納もコンパクトにまとまって最高です。
掃除道具や日用品も、「ミニサイズ」「省スペース」を意識して見直しました。
必要十分なものを厳選することで、収納が整い、出し入れもしやすくなりました。
片付けられない私が全力で片付けをして気付いたこと
元々片付けられない私が全力で片付けをしてみたところ、今まで固定観念にとらわれていたことやなぜかスルーしていたことがよくわかるようになりました。
それでは、私が片付けを通して気付いたことを3つご紹介していきます。
物を持ちすぎていた
明らかなゴミを捨てるだけでも、ゴミ袋がいくつも出てきて驚きました。

こんなにたくさんの不要なものを溜め込んでいたの!?
と、改めて自分の部屋と向き合うことができました。
また、「あったらいいけどなくても全然大丈夫だな」というようなレベルの物も多く、部屋のサイズや自分の許容量を超えて物を所有していたこともよくわかりました。

私には扱えない量だったってことですね…
これからは大切に使える分だけ買うことにしよう
気が付かないうちに無駄買いしていた
一人暮らしの場合、たとえば黒いボールペンなら1本で十分なはずですよね。
しかし、片付けを進めていくと、そこらじゅうの収納ボックスから黒いボールペンが何本も出てきたんです。
「私、持ってることを忘れて同じものを買ってたんだ…」と衝撃を受けました。
必要だと思って買っていたけれど、実はすでに持っていた。そんな無駄買いが、日常の中で積み重なって収納を圧迫していたことに気が付きました。
「収納が足りない」ではなく「服が多すぎた」
私にとって最大の悩みだったのが、服の収納です。
クローゼットはパンパンで衣装ケースも引き出しが開けづらく、床にも服が散乱している日もありました。
「もっと収納グッズを買わなきゃ」と思っていたのですが、実は違ったのです。問題は、「服が多すぎる」ことでした。
服の断捨離をした結果、備え付けのクローゼットとスーツケースだけで収納が足りるようになりました。
しかも、「服が少なくて困る」ということにはならなかったのです。
数を絞ったら、服選びがむしろラクに
着ていない服、似合わないけど”高かったから”と捨てられなかった服…。
ひとつずつ見直していくうちに、結局いつも着るのはお気に入りの数着だけ、ということに気づきました。
そこからは思い切って、着ていない服をフリマアプリに出したり、資源回収に出したりして数を減らしました。
結果、服を選ぶ時間が短くなり、毎朝の支度がずっとラクになりました。
片付けてみてわかる「片付けの効果」
片付けた結果、単純に部屋が散らからなくなっただけでなく、いくつかの嬉しい効果がありました。
掃除がラク・汚れにすぐ気付ける
物が減ると、掃除が本当にラクになります。
床の物をどかす手間がないし、ホコリもたまりにくい。
汚れにすぐ気づけて、サッと拭き取れるから「掃除しなきゃ…」というストレスも激減しました。
時間に余裕ができた
大きな片付けを終わらせたことの効果として、探し物や片付けなどにかかっていた時間が圧倒的に短くなったことが挙げられます。
ごちゃごちゃした部屋の時代は、

あれってどこにしまったんだっけ?
〇〇がどこにもない!!
と、よく探し物をしていました。
常に片付いた部屋になってからは、どこに何があるか自分でわかっているので、探し物に数十分も取られることはありません。
また、土日に気合いを入れて片付けと掃除をしていた時期もありましたが、今では土日フルで外出してもきれいな状態を保てていいます。
合計するとかなりの時間を自由時間に回せるようになったと思うので、本当に片付けを頑張ってよかったです。
不要な物の整理がスピーディーに
部屋をきれいにする前は、使用済みの乾電池や通販の段ボール、故障した家電などを溜め込んでいました。
しかし、すっきりとした部屋だと不用品はとても目立って見えます。
またそういった物の積み重ねでごちゃごちゃした部屋ができることを実感したこともあり、不用品の処分をスムーズに行うようになりました。

もうあんな部屋に戻りたくない!
気持ちが穏やかに
部屋が整うと、不思議と心も整ったような気がします。
以前の私は、部屋が散らかっているだけで自己嫌悪に陥り、イライラしていました。
でも今では清潔な空間にいることが当たり前になり、自然と気持ちも穏やか。
片付けをしなきゃ!という気持ちに追われることもなくなって、のんびりした時間を過ごせています。
片付けられない人はまずはゴミ捨てから。きれいなお部屋で快適に過ごそう!
片付けを始める前は、「私には無理かも」と思っていました。
でも、まずはゴミを捨てるだけでも大丈夫。小さな一歩が大きな変化を生み出します。
物が少ないことで得られる快適さ、ゆとり、自由。これは、やってみた人にしかわからない感覚かもしれません。
この記事を読んだあなたが、「私もやってみようかな」と思ってくれたらうれしいです。
あなたの暮らしにも心地よい変化が訪れますように!
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