今回は、ドラマ「愛の、がっこう。」第4話をレビューしていきます!
ネタバレを含みますので、未視聴の方は注意してください。
『愛の、がっこう。』第4話の感想・考察
「第4話はハグで始まって手切れ金渡されて終わった」これだけ書くとどんな内容?って思ってしまいますね。
今回も見どころ満載で面白かったので、感想をどんどん書いていきます!
今週の川原なにがし、覚悟を決めた模様
牛乳とパン持って張り込みする川原、形から入るタイプか!今回も活躍してくれそうで嬉しいです。
愛実を尾行していたこともすぐにバレてしまうし、相変わらずちょっと情けない。
というか、婚約者の友人に勝手に会いに行くなよ、、と思ってしまいますね。
百々子は前科(愛実の恋人を寝取った過去)もあるし、ちょっとだけ心配です。まあ川原と百々子は今の所何も起きないような気はしますが。
ファミレスの配膳猫ちゃんからウキウキでパフェをとる川原なにがし、ちょっと可愛いとさえ思えてきました。前回の口の周りがベタベタな様子もそうですが、食事時の川原の仕草は幼さを表現しているのかもしれません。
川原なにがしのいう「心配」は、「君は僕の”婚約者”だから心配」であって、愛実自身を心配しているわけではないのでしょう。
勝手に実家に来て、両親から見える場所で別れ際にキスしようとする川原が気持ち悪すぎる!さっき可愛いと思ったのはやはり間違いでした。
川原は今のところ、愛実との結婚に執着しているように思えます。今のところは…。

愛実のことを本気で好きになる展開はあるのかな?
「結婚はやめない、僕は揺らがない、君もそうあってほしい」の言葉が、愛実のプレッシャーになりそうです。
愛実の悩みを少しでも聞いてあげようとか、そういう気持ちはないのでしょうね。
相変わらずアクセル全開なモラハラお父さん
「妻になる女に遠慮することはない」と川原に言い放った父・誠治。
愛実と母・早苗の「はぁ?」という表情が良かったですね。言葉にせずとも伝わってきました。
そして、そんなことを言われてもこの家の女性は何も反論できないんだなあと、完全に支配されている構図に勝手に苦しくなってしまいました。

ハーブむしゃむしゃは今回はありませんでした(でも愛実のぬいぐるみ撫でるシーンはあった。。あれもちょっと恐怖を感じます)
百々子の助言は正しいが、愛実が嫌がる気持ちもわかる
「もしかして(ホストに)ハマっちゃった?」っていう聴き方嫌だな、ちょっと愛実のことを小馬鹿にしてるな〜〜と思っていたら、案の定愛実はキレました。
愛実は「保護者ヅラしないで」と言っていましたが、遊び慣れていない人に「ホストに行くのは危ないからやめな」という友人、正しすぎる。
愛実は本当に世間知らずで危なっかしいので、百々子のような友人を失うのは良くない…電話で仲直りできてよかったです。
再びジョーカーを訪れる愛実、カヲルの術中にハマる
カヲルが屋上にも現れず電話にも出なかったため、愛実はジョーカーへ足を運んでしまいます。
No.1ホストのつばさに「カヲルは愛実をカモにするつもり」と告げられ、「手口はわかっていた、どんな落とし方をするか見たかっただけ」、と強がり、「なんでも好きなものをオーダーする」と言ってしまう愛実。
まんまと50万円払わされてしまいます。

遊び慣れてない人がカモられている感じが切ない。。
鷹森大雅は「骨の髄までホスト」ではない
カヲルは愛実に50万円を支払わせたことで、「骨の髄までホストなんですね」と言われてしまいます。
でも愛実からは見えていないところで、ちょっと申し訳なさそうな顔をしているんですよね。
骨の髄までホストだったら、きっとそんな顔はしないでしょう。
社長からも、「客に金を払ったことを後悔させてはならない、お前はまだナンバーワンの器じゃない」と雑な接客を指摘されてしまいました。
愛実に50万円を返し、「これで終わりにしたい」と告げるカヲル。
大金を使わせたことに対する罪悪感を感じてしんどくなってしまうのは、愛実がただの客ではないからですよね。
「俺なんかに親切にしなくていい」というカヲルの横顔が切ないです。

絶対バイバイしたくない「バイバイ」だ…!
佐倉先生のカミングアウト
佐倉先生は、女性に興味がないことを愛実に打ち明けました。
佐倉先生の紹介に「あることをきっかけに心を通わせるようになり…。」とちょっと意味深なことが書いてあるので、愛実の恋愛に絡んでくるのかな?と思っていましたが違いました。
以前の愛実のままだったら、きっと佐倉先生はカミングアウトする気にならなかったでしょう。
他人のことを柔軟に考えて力になろうと頑張る愛実の姿を見て、心を許したのでしょうか。
二人にはこのまま良い関係を築いてほしいです!
そういえば、第1話でホストクラブに乗り込んだ際、カヲルの顔を見た佐倉が一瞬立ち止まるシーンがありましたよね。
「二人はディスレクシアの件で面識があるのかも」という考察もありましたが、もしかして「かっこいい…!」って思っていたのかもしれませんね!(男性にも興味ないのかもしれないけど)
余談ですが、佐倉役の味方良介さんはSnow manの深澤さんの同級生だそうです。こちらの記事で詳しく紹介しています↓
「発達性ディスレクシア」を知るきっかけになるドラマ
このドラマを見て本当に良かったと思うことの一つが、ディスレクシアについて知れたことです。
ディスレクシアのことは元々少し知っていたのですが、知的能力には遅れがないことや、40人に2〜3人もいることをこのドラマを通して初めて知りました。
私は「愛の、がっこう。」が初めてなのですが、調べてみたら過去にもいくつかディスレクシアを取り扱った作品(宙わたる教室、リエゾンなど)はあるようです。
なぜこんなに読み書きできないんだろうと悩んでいる人もいるのかもしれないし、私のように知らずに暮らしている人もいるだろうし、こうした特性があることを広く伝えるという意味があるドラマだと思います。
作品情報
まとめ
『愛の、がっこう。』第4話の感想・考察をまとめました。
次回はいよいよ禁断の恋が始まるのでしょうか?楽しみですね!