ドラマ『愛の、がっこう。』第8話の感想＆考察｜誰かを大事に思うとカッコ悪くなる

今回は、ドラマ「愛の、がっこう。」第8話をレビューしていきます！

ネタバレを含みますので、未視聴の方は注意してください。

『愛の、がっこう。』第8話の感想・考察

誰かを大事に思うとカッコ悪くなる

事件が起きたと知ってジョーカーに駆けつける愛美、倒れた愛美の世話をするカヲル。

あんなに「三浦海岸でお別れ！」という雰囲気を出していたのに、ずるずるとつながりが続いています。

たしかにあそこで綺麗にお別れしていたら美しいんだろうけど、そうもいかないのが現実的。

「誰かを大事に思うとカッコ悪くなる」。

ダサくなっちゃうくらいお互いを大事に思ってて、お互い好きってわかってるけど距離感がある、もどかしいシーンでした。

カヲルの置き手紙読んで愛おしそうな表情の愛実がとても良かったです。カヲルがたくさんの文字を書けるようになっていて、こちらも感動。

入院中も、愛美からもらったシャーペンを持ち込んでしっかり練習してましたもんね！

おたまで父を殴る！母は強し

愛実の父・誠治はやはりパワハラで問題を起こして謹慎中でした。

時代に合わせて価値観を変えてこられなかった人って、この先もずっと変えられないままなのかな？

と個人の問題として考えていたところに、「私が頼りないから、パパは家で強い顔を見せるしかなかった」という愛実のセリフ。

それは違うんじゃないかな。愛実はおそらく「お前は何もできない」と言われながら育ったせいで自己肯定感が低いのだと思うのですが、父・誠治もまたそう育てられたのかもしれません。

その後もモラハラが止まらない父親。愛実を部屋に閉じ込めて、ひどい言葉を浴びせて、、化け物みたいでしたね。

イライラしてたら、母がおたまで殴ってくれました！最初ハンマーか何かで殴ったのかと思って急りました。すっきりした！

愛実が家から出て行って困るのは、父親の方なんだと思います。

明菜社長の望みと一緒で、父にとって愛実は「心から感謝してくれる」「自分がいないと生きていけない存在」だったのでしょう。

川原なにがしとぼのぼの

いつものおしゃれなお店で一人ぼのぼのを観る川原なにがし。キモいんだけど、どこか憎めない演出がうますぎるんですよね。

愛実の父のことを教えてくれたり、カヲルに会ってすぐに頭を下げたり、なんだか真っ当な人間に見えてきました。（謝るのは当たり前ですが）

カヲルに対しオドオドしていたら「そんなんで先生幸せにできんの？」と言われ、「多分」という情けない返事をしてしまう川原。やはりダメですね。

次回予告では愛実とカヲルを応援しているような雰囲気もありましたが、身を引いてくれるのか…？

愛実のために怪我のことを話さなかったカヲルに、何か考えさせられたのでしょうか。

（さすがに、父親が失脚したからどうでも良くなったわけじゃないよね？）

気になること

愛実とカヲルそれぞれの新生活はどうなる

ジョーカーが閉店するということは、寮から出て行くことになりそうですよね。

先生の家に転がり込む展開になったりして。

社長に言われた通り、ホストの仕事はこれで辞めるのか？気になるところです。

社長はカヲルの父親？

カヲルの年齢が23歳で、社長の事件が「23年も前の話」だと今回明言されました。

社長に頭を撫でられたあとのカヲルの表情も、昔を思い出しているような感じで気になります。

→6話の幼少期の回想シーンでは、同じように頭を掴まれるようにして撫でられていました。

やはり社長はカヲルの父親なのでしょうか。

でも2話でカヲルの母を見たときの社長の表情に、愛があるようには思えなかったんですよね。

死なせてしまったスタッフがカヲルの父親という可能性もあるかもしれません。

カヲルの脳出血は大丈夫なの？

7話の病院でのシーンでカヲルが脳出血していたことがわかっていますが、今のところ不調はないようです。

今後この問題が出てくると思うと、油断できませんね。

佐倉先生と竹千代の恋のゆくえ

竹千代に恋した佐倉先生のその後の話が何もなくて、寂しいです。

愛実に対して「教師がホストと接点を持つなんて何一ついいことはありません。」なんて言っちゃってましたが、ブーメランじゃないの？

事件の連絡でも竹千代のことを気にしていたようなので、お見舞いに行くシーンがあることを期待しています。

作品情報

まとめ

『愛の、がっこう。』第8話の感想・考察をまとめました。

実家を出た愛実、店が閉店になったカヲル。事件の犯人も捕まって、一旦まっさらな状態になった印象ですね。

今後の展開も楽しみです！ここまで読んでくださりありがとうございました。